いままで美容院へ行くことは

生きるうえで仕方ないこと

耐える時間として捉えていた

 

お洒落になりたいなら

お洒落な街にあるサロンに行こう

 

ある日そう思って とても安易な考えで選んだ

地元ではなく、とびきりお洒落な街へ

 

そして去年の6月に出会ったのが

今も通っている代官山のヘアサロンだった

 

緑がいっぱい置いてあるお花屋さんのような入り口

天井も高くて窓からは光が差し込んでいる

コンクリートの壁には本棚が取り付けられている

ちょうどその下には机と椅子が並んでいて

小さなカフェのようなスペースになっている

 

 

店内に足を踏み入れたとき

「ああ、心地いい」と瞬間で感じ取った

 

初めて出会ったときの第一印象はね、

あるお笑い芸人さんそっくりだということ!

 

「初めまして」

 

挨拶を交わして鏡越しに映る姿を見た

髭は長くて丸メガネをしていてニット帽を被っている

やっぱり、お笑い芸人に似ている。

 

わたしの視線には気づかず、

わたしの髪を隅々まで触って見ていた

 

一緒になって自分の髪を見てみる

ブリーチして散々遊んで痛めた髪

なんだか申し訳ない気持ちになる

 

「全部 お任せでお願いします」

 初めての注文だった

こんなこと言われたら困るかな

少し勇気を出して言ってみた

 

「任せてください」

少しはにかんで

力強くうなずいてくれた

 

施術中の細やかな気配り

繊細だけどスピード感のあるカット

計算されたハイライト

眠ってしまいそうなシャンプーの時間

カラーリング中に出してくれる紅茶

マリアージュフレールというセンスの良さ)

 

不器用なわたしでもできるよう

簡単なヘアセットの方法まで教えてくれた

 

そしてなにより最後のお見送りが嬉しくて

最初から最後まで感動の連続だった

生まれて初めて

美容院の時間を幸せだと感じた

 

それから一〜二ヶ月ペースで通っている

もちろん、指名をして。

 

さて本題はここからだ

 

本題はここからなんだけど

きょうは 眠いから また こんど zzz