背が高くて

色白で

顔がちいさくて

しっかりと筋肉があって

頭が良くて

おっとりしていて

流行りの塩顔で

酔うと可愛くて  ほんとうにずるいひと

 

 

となりを歩くとそっと指を絡めてくる

 となりに座ると脚を絡めてくる

 強引に抱き締められる

 ぜんぶ誰にも見られないように

 

 

数ヶ月に一度会って

それから数日間連絡をとりあって

自然とまた何もない時間が訪れる

 

わたしの気持ちはきっとぜんぶ見透かされて

 

彼の人がなにを考えているのか

わたしのことをどう思っているのか

これまでどんな風に生きてきたのか

ひとつも知らない

でもそれは問題じゃない

 それらを私はわざわざ知ろうとはしない

 

ただなんとなくすき

なんとなく いいな、とおもう

少しだけ惹かれる

 

距離感  関係性

いつかどちらかが飽きる日まで